イタリア探訪番外編① 注意点や免税手続き、小ネタなど

この回では注意点、免税処理、小ネタ等をまとめていく。

 

・正規っぽいタクシーだからといって、安易に乗らない

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空港からローマ市内までの料金は決まっているようで、それは正規のタクシーならローマ市章と共にドアに書いてある。

行灯も付いていてローマ市章も表示されているタクシーに招かれたので乗ったら、15ユーロくらい多く取られた。これをぼったくりと解釈するかは人それぞれだが、乗る前に料金を聞いてもハッキリ回答してくれなかったし、必要ない道路を迂回して走られたりして、最後はチップを要求された。

手招きされたからといって安易に乗らないようにしよう。行先を伝えているのに、値段をハッキリ言ってくれないタクシーには乗らない方が吉。

ちなみに日本と違い、タクシーはタクシー乗り場からしか乗れない。流しのタクシーもいないので、いたらそれは白タクと思っていい。

 

・大通りや人通りの多い場所に面した店はぼったくりに逢うリスク増大

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大通りは店の絶対数も多いのでおかしな店舗が増えるのは仕方の無い事。とはいえ損をするのは嫌なので店に入る前にGoogleレビューを参照しておくのはマスト。

ここは人通りの多い通りに面していて、料金表示があったから明瞭会計だと思い入ったら、これが大失敗。明らかに倍くらい取られた。これで12000円くらいか。隣に居た英語圏の人も会計後に首を傾げてもう一度店前の料金表を見ていたし、入ってから見た店のレビューもボロくそだった。美味しけりゃ納得できたが、料理も素人がただ焼いただけのような代物だった。オマケにチップも要求されるわ釣りも誤魔化されるわでイタリアの悪い所の詰め合わせのような店だった。

イタリアでチップはマストではないので、チップを要求してくるところはまともではないと学んだ(会計後だからどうしようもないが)

 

・スリ対策

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結論から言うと、滞在した5日間でスリやそれに準ずる被害には遭わなかった。写真のような薄型のウエストポーチに現金、カード、パスポートを入れ服の下に隠して常に携帯した。

リュックサックや肩掛けバックも使用したが、念の為リュックにはダイヤルキーを付けておいた。

現地に20年以上住む日本人曰く、注意している感を出せば標的にされないようで、事実1度も被害に遭っていないそうだ。人が大勢いる観光地や電車、バスは使用したが、極力人混みを避け、常に周囲に目を配る素振りをしていたが危険な思いをする事はなかったし、さほどストレスにもならなかった。

 

・トイレ事情

イタリアは公衆トイレが少なく、また有料である(1ユーロ)

僕はお腹が弱いので常に複数枚の1ユーロを携え、寄ったお店では毎回トイレを済ませるようにしていた。

テルミニ駅のトイレは1ユーロを投入すると開くゲート式で、その横には1ユーロの両替機があった。こんなに厳重なトイレなんて日本じゃ考えられないな。

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・交通事情

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イタリアの都心部には敷地内駐車場という概念が無く、道路上に正規の駐車場がある。そのため日本と比べると道路が狭く感じた。運転はお世辞にも穏やかとはいえず(むしろ荒い)、すぐにクラクションを多用するのでなんだか面白かった。

名古屋走りが安全運転に見えるレベル。

僕がローマで運転するのは無理だと思った。


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三菱iだ!と思ったらシトロエンのバッチが。OEMあったんだ。

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バチカン市国ワゴンR!?と思ったら、こちらはオペルのバッチが。

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体感50mに1台はスマートがいた。とにかく全長の短い車が多かった。

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初代フィアット500と現行の電気自動車のコントラストが面白い。

 

・免税手続き

1度の会計で155ユーロ以上の買い物をすると、免税措置を受けられる。お店の人が免税書類を作ってくれる。

GlobalBlueの場合、フィウミチーノ空港の3番ターミナル内に払い戻しカウンターがある。有人カウンターは長蛇の列なので、無人の端末での手続きがオススメ。日本語対応なので、迷うこともなく表示に従うだけ。特に購入品を見せることもなかった。この端末での操作のみで完結する。

パスポート番号と買い物の内容が紐付けされているのでとても便利だった。

出金はユーロや円など現金での出金もできるが、手数料が引かれるのでクレジットカードでの払い戻しにしておいた(それでもいくらか手数料は引かれる)

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・地元のスーパーがとにかく楽しい

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ただの海外版のスーパーだけれど、これが以外にも楽しい。そしてとにかく安い。お土産は空港では買わず全てスーパーで買った。1ユーロ台でワインが売っていたり、チーズ類が日本と比べると安かった。

惣菜類も安かったが、切り売りの為会話ができず食べられなかったのが惜しい。セルフレジに並んでみたら何も読めず爆散した。

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・路上喫煙天国

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イタリアは屋内は基本的に禁煙だが、屋外での喫煙には寛容だった。空港の出入口や主要の観光地などは路上喫煙禁止エリアがあったものの、基本的に皆どこでも吸っていた。歩きながらはもちろん、電車のホームには灰皿があったりもした。

ちなみにタバコは高かった。銘柄によるが850円くらい。まあ円安の影響だな。